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タイトル:The SOUL SESSIONS

アーティスト:Joss Stone

リリース年:2003年

 

本企画第二弾は、グンと時代も2000年代となるイギリスの女性R&Bシンガー、ジョス・ストーンのデビューアルムを紹介する。

このアルバムは、70年代ソウルに深い愛情を持つ16歳のイギリス人高校生のために、70年代に活躍したマイアミ・ソウルの重鎮が勢揃いし“70年代のクラシック・ソウルを今日に甦らせる”という明確なコンセプトのもとに制作されたアルバムだ。

そのコンセプトは大成功で、アレサ・フランクリンやカーラ・トーマスらのSoulの名曲のカバーをSoul Musicを愛してやまないジョスが愛情たっぷりに、アーシーに時にブルージーに歌いあげる。とても16歳の白人イギリス高校生の歌声とは思えない。

ご機嫌な冒頭2曲の豪快な歌いっぷりから始まり、ラストのアイズレー・ブラザーズのカバーでしっとり締める。アイズレーの名曲をフェンダーの伴奏のみで、感動的に歌い上げる様は、もう涙腺が緩みまくる。デートの帰り道、車で彼女を送る際の最後の1枚にして欲しい。楽しかったデートの場面の振り返ると共に、次のデートにつなげる大切な言葉を伝えるには最高のBGMになるはずだ。

ジョスは、シンガーソングライターとしてオリジナルの楽曲を中心としたアルバム制作を行なったが、このクオリティに勝るものは出ておらず、余りの好評だった本作に続いて、The SOUL SESSIONS VOL2もリリースされたが本作に遠く及ばない。

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