お手伝いさんから始める婚活:カジ婚

タイトル:Ella & Louis

アーティスト:Ella Fitzgerald / Louis Armstrong

リリース年:1956年

 

音楽はデートのBGMとして、会話がぎこちない2人の隙間を埋めてくれるものであり、大事な言葉を伝える際の後押しや雰囲気作りを手伝ってくれたり、共通な大好きなアーティストで距離をグッと縮めたり、その選曲が人となりを表したりと、様々な場面で好脇役を演じてくれる。

そんな重要なツールを如何に使いこなすかで、あなたの印象や、二人の関係が変わってくる。音楽は、言葉にならない感情や、触れ合う指先の小さな震えを伝える役割を果たしてくれる。

本コラムの栄えある第一版は、ベタなこの1枚としたい。音キチの私が紹介したいアーティストやアルバムは数あれど、「デートにぴったりの音楽」というコンセプトで絞り、カジ婚ユーザーの年齢層や少しシャイな性格を考慮するとこれぐらい分かりやすい1枚がいいと思った。

JAZZ界の王様と女王の二人には、各々代表するアルバムや曲はあるが、このアルバムでの二人は、肩の力が抜けたリラックスした演奏で、まるでニューオリンズのバーボンストリートを歩いていると、気持ち良い音楽が流れてきて、その観客数十数人の小さなライブハウスを覗くと二人がたまに笑顔で見つめ合いながら歌ってる様子が見えてきそうなそんなアルバムだ。

重鎮二人を、オスカー・ピーターソン(p)とバディ・リッチ(ds)がしっかりと脇を固める。

ルイは生涯4回結婚しており、結婚に対する大先輩という事でもカジ婚サイトの最初の1枚にピッタリの人選だと思う。

絶品は、「Cheek To Cheek」だ。二人の掛け合いを聴いているだけで、楽しい気分になってくる。

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