キャンプ場名：田貫湖キャンプ場

住所：〒418-0107 静岡県富士宮市佐折６３

料金（テント1張り、タープ1張り、大人2名、1泊）：￥4,900

URL：https://tanukiko.com/

都会のデートには飽きてきた。または、二人の距離をなんとか縮めたいという人にはキャンプがお薦め。

登山をする筆者は、登山の起点となる2泊３日のキャンプを頻度高く実施する。筆者が利用するキャンプ場は、昨今のキャンプ人気の中でも1週間前でも予約が取れる場所や、3連休でも貸し切りの場所など、穴場ばかりであるが、穴場だからと言って決して酷いサイトではない。

そんな穴場情報も惜しげなく披露していきたいが、そうは言っても、キャンプ初体験の人にはマニアックなサイトを紹介するのも気が引けるので、まずは、ポピュラーなサイトから紹介したい。

何と言ってもキャンプの醍醐味は、日頃の都会の喧騒から逃れ、大自然の中、炭火でじっくり焼いた旬の食材を美味しいお酒と共にゆっくり味わい、満点の星空の中、焚火のゆっくり揺れる炎を眺めながら人生や愛を語らう事だと思う。かけがいのない人とそんな時間を過ごす事はまさにプライスレスで、大切な人を独占できる贅沢な時間だ。

テントに一緒に寝るのがまだ早いというカップルの場合、一人用テントを２つ用意して別々で寝てもいいし、一人は車で寝てもいい。キャンプに慣れていなのなれば、正直にそれを言って、二人で試行錯誤しながら、テントの設営や食事の準備を一緒に行うのも楽しいはず。

今回、紹介する田貫湖キャンプ場は、人口湖田貫湖に隣接したキャンプ場で、ダイヤモンド富士の撮影の場所としても有名な、霊峰富士の絶景を独り占めできるサイトだ。湖沿いのウッドデッキから見える夕焼けに染まる富士の美しさは他のサイトでは味わえない醍醐味だ。

隣に位置する休暇村富士の日帰り温泉のサービスが‘24年3月末で終了してしまったのが残念であることと、テントサイトには車の乗り入れができない（リアカーで荷物は運べる）のが唯一の難点だ。

湖に沿った遊歩道をゆっくり散歩してもいいし、レンタルバイクでサイクリングしてもいい。初夏には蛍も楽しめる。大切な人と特別な時間をお過ごし下さい。